私の勤務先のカフェにはマスコットおじさんがいた。
そのおじさんが突然、やめたのだ。
ホリデーで2週間休んでいて、そのまま辞めたのだ。
何があったかは知らないけれど、彼らしいといえば彼らしい。

いつも陽気に歌っていた彼が居なくなった店はなんだかポカーンと大きな穴があいたような、変な感じ。たとえるならばミッキーのいないディズニーランド? サザエさんのいない磯野家、いーや、高田社長がいないジャパネット高田といったところか?!

ま、とにかく何か物足りなさを感じている。

オーナーからスタッフ全員に彼の退職を告げるメールが届いた。
「彼の退職の理由は誰も知らない。お客様に彼のことを聞かれても“辞めた”とだけ伝えてそれ以上何も言わないように」と、なんだかただならぬ雰囲気の内容であった。絶対、なんかあっただろー。

小さな町なので変な噂がきっと立ちやすいんだろうな。

私が今の職場への移動が決まった時も確か彼の噂はたくさん聞いた。
彼の知人ならまだしも全く接点のない人たちから…
小さい町って本当に怖いです。

どこかしらでみんな繋がっている、そんな街です。

繋がっているといえば、うちのオーナーが町のあるお店で見つけてたいそう気に入ってスカウトしている女の子がいる。それが、実は私の知り合い。その子にそちらの店はどうかと聞かれて、困ってしまった。どう考えても彼女の今いる職場より私のいる職場の方が待遇悪いし、その上忙しいし、いい所が見当たらなかった(笑)
オーナーからは「○○に来てほしいんだけどな~」と私に相談される。
や、どこに理由もなく待遇が悪くなるのに転職する人がいるんだ!!
ちなみに私事ですが職場を移って年間の給料が1000~2000ドルほど減りました。
そして忙しくなり、夜間や早朝の仕事も増えた。スタッフミールも有料になった。
それでもエスプレッソマシンに触らせてもらえなかったあのストレスから解放されたからよっぽど幸せなのだ。そして今のお店ではBest Barista(バンバリーなんで…苦笑)と呼ばれているので、私がいつかあのお店を辞めるときには、お店の中に少しポッカリと穴をあけられるといいな~なんて思っていたりする(笑)